読者からの感想を紹介します
本を出版してから約1ヵ月経ちました。
読者の方からいくつか励まされるコメントを寄せていただいていますので紹介します。
【もやっとしていた部分がスッキリしました】
本を読ませていただきました。
まさに「もやっと」していた部分を「スッキリ」させる内容で、評価の基本を非常に解りやすく解説されていると感じます。
弊社でも新人事制度がスタート、個人目標を設定、面談が完了したところですが、互いに初めてのことで戸惑いと不安がたくさんあります。
今回、プロセス評価の部分が理解できていないため、どのように反映するか考え方の支えとなります。
私、後藤新平「自治の三訣」が座右の銘ですが、互いにそういったことから人事評価においてもコミュニケーションを図ることが必用だと改めて感じました。
(調査会社 部長さんからのコメント)
【ゆとり世代の育成が不安…、そして組織文化という障害】
単純に売上や、それ以外で の「成果物」での評価は、何れ限界がくるだろうと思われますし、結果を生み出すには、それなりのプロセスは踏んでいるはずなので、その点に於いてもプロセス評価の方法につい て、非常に考えさせられ、また参考になる内容でした。随所で出てくる実例も、イメージが具体的となるので、私にとってはよかったです。
会社側もプロセスマネジメントまで出来ないと、おそらく今後数年間、所謂ゆとり世代の社会人デビューを迎えるにあたり、会社を支えてくれる人財にまで成長させることは今まで以上に困難になるのではないかと個人的には懸念しています。その点ではプロセスをマネジメントすると共に評価する仕組みは重要と思われます。
また、非常に堪えたのは、「組織文化」という言葉でした。これは見えないものなのですが、現状の組織文化がどういうものなのか、今後持って行きたい組織文化はどういう絵なのか、その絵を実現する為に導入前・導入後に何をやらなければならないのか、そこまで考えなければ、それこそ良い人事制度を導入しても、効果は想定していたものと遠ざかってしまう、従来の組織文化が障害となって導入を阻む効果をもたらしてしまうのではないか、と感じております。
(情報関連会社 経営企画さんからのコメント)
(2009年05月11日)