世界に冠たる日本の製造業では、トヨタにおける〝カイゼン〟を代表的な例として、生産効率向上の仕組みづくりが当たり前のように行われています。こういった地道な日々のカイゼンが日本の製造業、そして日本の経済の基盤を支えてきたのは皆さんご存じの通りです。
一方、営業や事務、マーケティング、製品開発、経理、財務、法務などのホワイトカラーに目を向けてみるとどうでしょうか?
営業を例にとってみると、私自身もすでに100社を超える企業の営業改善コンサルティングの場面において様々な話を聞いてきましたが、そのやり方やマネジメントの方法は、驚くべきことにここ30年ほど本質的には変わっていないのが実態です。