評価されるプロセス・評価されないプロセス
誤解を招かないように、プロセス評価におけるプロセスの意味について補足しておきましょう。「プロセス」とは、あくまで、「業績アップや業務効率改善につながると会社が認めた“標準プロセス”」のことで、これが「プロセス評価」の対象になります。
一方、各社員が自分勝手に、「自分はがんばっていると考えているだけで、会社が認めていないプロセス」は評価の対象にはなりません。
これまでは、ほとんどの会社が標準プロセスを定めず、社員の属人的なやり方に任せていました。結果に結びつくプロセスが明確にされていないため、社員も仕方なく、自分なりに考えて良かれと思ってそれぞれの仕事をしていたのです。そう考えると、自分勝手という表現は適当ではなく、しっかりとしたプロセス設計のない状況ではそうなるのもやむを得なかったと言えます。
フリクレアでは、
評価されるプロセス … ○ 会社が認めた標準プロセス
評価されないプロセス … × 会社が奨励していないプロセス
と定義しています。