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プロセスを語るのは10年早い!
私は1980年代半ばにある大手商社の営業部に入社しました。その当時は「営業はまず結果を出せ。結果を出さないやつはものをいう資格がない。プロセスを語るなど10年早い!」といったふうに教えられました。
それに対し、私自身は「結果がすべてで途中のプロセスは問わない(何をやってもかまわない)という、個々の社員まかせのやり方でいいのだろうか?もっと、みんなで勝ちパターンや負けパターンを分析し、ノウハウを共有しながら改善していくべきだ。そうでなければ、同じような過ちを繰り返すばかりで進歩がないではないか」という素朴な疑問をもっていました。
しかし、先輩にそんな疑問をぶつけてもきちんと答えてくれません。何となくうやむやにされてしまい、そのうち私も「世の中って、仕事ってこんなものかな……?」と、周りに流されるようになっていったのでした。
(2009年09月11日)