コラム

がんばることは正しいか?


ところで、プロセス評価の考え方は、「がんばる」という日本人の美徳を否定するものではありません。「がんばる=困難に屈せず努力する」ことは、業績を伸ばしていく上でとても重要な心構えの一つです。この基本的な姿勢がない人に、いくらプロセスのことを唱えても馬の耳に念仏で、成績向上という効果は望めません。

しかし、「がんばる」という抽象的で都合のよい言葉を使っていることで、なんとなく仕事をしているふうに見てもらえる、あるいは、一生懸命仕事をしているようなふりができる、といった精神的なあいまいさや甘えにつながることがあるのが問題なのです。

ちなみに、「がんばる(頑張る)」は、もとは「我を張る=ほかに譲渡することなく、あくまでも自分の考えを押し通そうとする」といった意味だそうです。会社が求めているプロセスではなく、「自分がやりたいプロセスを頑なに行う」ということにつながるように感じませんか?

「がんばる」という言葉に関しては、「がんばらなくていいから、仕事をしなさい」という伊藤忠商事の丹羽宗一郎会長が話された有名な言葉があります。

私は丹羽会長の言葉を、「根拠のない精神論や根性論で非効率な働き方をして、無駄な残業をしたり、仕事をやっているふりをすることは意味がない。業績向上につながる効率的な仕事(プロセス)を、プロのビジネスパーソンとして淡々とやってください」という意味だと解釈しています。

(2009年12月11日)

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